【西伊豆・田子】ダイビング事故・YES/NO 判断救護フローチャート

事故発生・救助(速やかに陸上・桟橋へ引き揚げ)
Q1. 意識がない、または自発呼吸・脈拍がない?
➔ YES(右の【赤カード】へ) ↓ NO
Q2. しびれ・麻痺・激しい関節痛・めまい・意識混濁がある?
(※浮上直後の体調不良、急浮上の履歴を含む)
➔ YES(右の【赤カード】へ) ↓ NO
Q3. 息切れ・過呼吸・軽度の溺水(水を飲んだ)・自力移動困難がある?
➔ YES(右の【橙カード】へ) ➔ NO(全てNOなら右の【緑カード】へ)
Q1 または Q2 が YES ➔ 重傷 / 減圧症の疑い
  • ただちに119番(西伊豆分署)& 118番通報!
  • 「ダイビング事故、減圧症疑い、ドクターヘリ要請」とはっきり伝える。
  • 100%高濃度酸素吸入を最優先で開始(体内の窒素排出を促進)。
  • 絶対安静(意識あり:水平仰臥位 / 意識なし:左側臥位の回復体位)。
➔ 消防の指示に従い、ランデブーポイントからドクターヘリで空路搬送
Q3 が YES ➔ 中等症者
  • ただちに高濃度酸素吸入を開始する。
  • 119番通報し、容体(息切れ・パニック・溺水など)を伝えて救急車を要請。
  • 風や直射日光を避け、適切な保温と安静を保ち救急隊の到着を待つ。
全ての質問が NO ➔ 軽傷者
  • 応急処置:傷口の洗浄、適切な保温、および十分な水分補給。
  • 目立つ症状がなくても、現地で最低1時間以上は安静にして経過観察。
  • 後から症状が出る場合があるため、異変時は自車等で最寄りの健育会病院へ。

① ドクターヘリ着陸地(田子周辺)

  • 田子港内の広場・岸壁: 桟橋から救急車経由、または直接ヘリと合流できる最優先ポイント。
  • 大田子海岸駐車場: 港からすぐ近くの広大な海岸駐車場。
  • 西伊豆町立田子小学校: 港から車で2〜3分の高台グラウンド。
  • ※通報時、帰港する正確な港・桟橋名を伝えること。

② 再圧チャンバーのある医療機関

  • 静岡済生会総合病院(静岡市駿河区)
    西伊豆エリアの減圧症における最重要拠点(第2種装置稼働)。陸路は3時間以上要するが、ドクターヘリなら約20〜25分でダイレクト搬送可能。
  • 順天堂大学医学部附属静岡病院(伊豆の国市)
    東部ドクターヘリの基地病院。重症者の一次受け入れ、およびチャンバー保有病院への転院中継を担う。

③ 近くの初期対応・救急病院

  • 西伊豆健育会病院(西伊豆町仁科)
    TEL:0558-52-2366(田子港から南へ車で約8〜10分)
    地域の二次救急当番医。軽傷・中等症の初期処置、溺水や外傷の診察、医師による緊急性判断を受ける最寄りの総合病院。
  • 【減圧症の禁忌】減圧症疑いでの陸路の天城越え(高所移動)は気圧低下で体内の気泡が膨張し急激に悪化します。必ずヘリか現場指示に従ってください。